YOASOBIなど日本のカラオケヒット曲は生演奏が難しいが、チャレンジしたい

牧野真です。

本日は、ビジネスから離れて気楽な話をしたいと思います。

「NHKのど自慢が生演奏がなくなり、カラオケになった」というニュースが話題になってました。

NHKの担当プロデューサーが「生演奏できない理由」を週刊誌で語っていましたが、この記事を読んだ読者の反応は否定的な人が多かった。(サラリーマン発想で、できない理由を延々と語っていたため)

 

ただ、生演奏ができない理由に上がった、この点については、私も納得しています。

原曲の再現という観点からも、生バンドによる伴奏は問題があった。特に10代や20代の応募者は、DA PUMPやT.M.Revolution、YOASOBI、Ado、さらには音声合成ソフトの「初音ミク」といったアーティストの楽曲を希望することが多い。
こうした現代のヒット曲の多くは、シンセサイザーに入力した音源を自動演奏させる“打ち込み”が主流だ。これに生バンドが対応できないことが増えていた。(NHK林理恵メディア総局長)

なぜなら、私の知り合いのギタリスト(ギターレベルは高い)が、生バンドカラオケ演奏の仕事をしており(※楽譜を使わずに演奏)、最近の人気カラオケ曲のYOASOBI、Ado、ウタ from ONE PIECE FILM RED(Ado)、米津玄師、Official髭男dism、Mrs. GREEN APPLE、King Gnuなどの曲は生で演奏するのが難しいと言っているからです。

AdoやYOASOBI等のボカロ曲は、コンピュータで作られていて(打ち込み)、本物のピアノやギター、ベースで演奏することが前提になっていない。

まして、歌い手がキーを変えて歌った場合は、(楽譜がないので)付いていくのがかなり大変という。

その意味で、NHKのど自慢は演奏者に事前に楽譜を渡しているので、演奏は楽だと言えます。

YOASOBIの「アイドル」が日本で再生回数1位になるだけでなく(2023年6月17日現在、1.7億回再生)、世界のヒットチャートの上位にランクインしている。

ボカロ曲とはいえ、J-POPのレベルはものすごく高い。

ボカロ等の演奏が難しい生演奏の技術も今後はもっと磨かれてくると思います。(日本には優秀な演奏家がたくさんいるので)

よって、NHKのど自慢も、サラリーマン的なできない理由を上げるばかりでなく、できる理由を真剣に考えて欲しいと思います。(NHK受信料を払っている私としてのお願い)

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