マーケティングは大衆を相手にすること

牧野真です。

マーケティングとは何か?という概念は、決まったものがありません。

「マーケティングの4P」という言葉を聞いたことがあると思いますけど、4Pを絶対に使わなくてはいけないというルールはない。

<マーケティングの4P>
製品(product)、価格(price)、流通(place)、プロモーション(promotion)

余談ですが、マーケティングの4Pは、大家のフィリップ・コトラー教授が提唱したものでなく、ジェローム・マッカーシーが1960年に著書Basic Marketing: A Managerial Approach(邦訳は『ベーシック・マーケティング』、1978年)で最初に提唱したものだそうです。

マーケティング=「集客」と捉える人もいますが、その概念だと狭すぎると思います。

概念については、またの機会に触れるとして、マーケティングの機能として、知っておいた方が良いことがあります。

それは、基本的にマーケティングは「一般の消費財」を相手にしていること。(general consumer goods)

私の優秀なアシスタント、ChatGPTに「一般消費財」の商品カテゴリーを聞くと、以下の回答でした。(質問と回答は英語)

<一般消費財とは?>

1.食品と飲料: これには、朝食シリアル、スナック、ソフトドリンク、乳製品、パン、コーヒーなどが含まれます。
2.家庭用品: これには、洗浄製品、トイレットペーパーやキッチンペーパーなどの紙製品、洗濯洗剤、食器用洗剤、ゴミ袋などが含まれます。
3.健康とパーソナルケア: このカテゴリーには、歯磨き粉、シャンプー、石鹸、スキンケア製品、一般的な薬などが含まれます。
4.化粧品と美容製品: メイクアップ、ローション、香水、ヘアスタイリング製品、ネイルポリッシュなどが含まれます。
5.衣服とアパレル: 基本的な衣類、靴、ベルトやスカーフなどのアクセサリーなど。
6.消費者電子製品: イヤホン、携帯電話のケース、充電器、小型のキッチン家電などの低コストのアイテムが含まれるかもしれません。
7.オフィス用品: ペン、ノート、ポストイットノート、プリンター用紙など。

日常的に手に入る商品が多いですね。

そうです。

マーケティングは、基本的に「大衆商品]を対象にするのです。

大手トイレタリーメーカーが展開するメディアミックスがその典型。

狙ったターゲットに対して、できるだけ短期間で商品認知を高める施策を展開する。

大衆の商品認知を効率的に拡大するには、マス広告のテレビ媒体や、店頭での配荷が重要だったりします。

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